メンバー紹介

山本 吉秀

副代表・研究員

山本 吉秀

Yoshihide Yamamoto

1961年8月、東京生まれ。
1985年東京大学経済学部を卒業後、三菱化成工業(株)(現:三菱ケミカル(株))に入社。人事勤労部門に8年半従事した後、1993年自ら希望して医薬事業部に異動。1994年より近畿・北陸地区で免疫・アレルギー領域での学術・営業活動、1998年からは循環器・免疫チームのプロダクトマネジャーを担当した。
1999年東京田辺製薬との合併(三菱東京製薬(株))、2001年ウェルファイドとの合併(三菱ウェルファーマ(株))、2007年田辺製薬との合併(田辺三菱製薬(株))を通じ、一貫して営業企画部門としての合併業務を経験。
2009年ノーベルファーマ(株) に転職し、営業部門で自販体制を構築。資本提携先の(株)メディパルホールディングスの窓口として同社との営業連携を強化した。2018年7月から2019年3月までメディパル社に出向し事業開発部門での業務に従事、2019年5月からはノーベルファーマの海外営業本部長として米国・欧州・中国の現地法人設立に関わった。
現在、同社執行役員社長室長(広報部統括)兼 ノーベルファーマフィナンシャル株式会社 取締役。

研究会には2010年から参画。研究会活動を通じ下記の点について関心があります。ご意見アドバイスお待ちしています。ご連絡は、こちら。)

高齢者に多いPoly Pharmacy(多剤投与)の原因であるMulti Morbidity(多疾患)に対し、「臓器別治療=“足し算の治療”」から「全人的治療=患者・家族が望むQOLを目指す“引き算の治療”」に移行できないか(Big dataの活用)の検討をすること。患者や家族の網膜に映る像(絶望、不安、希望)を理解し寄り添う医療を、ICTやDxを使い実現すること。
「広義のDrug Delivery System:製薬(原体・原薬製造→製剤→包装→出荷判定)→卸→医療機関・薬局→投与→患者の体内での体内動態・薬物輸送→患部で効果発現」の流れを繋げ、トータルに品質を保持するための社会的システムの構築と事業化(IoT・自動認識システムの利活用)を実現すること。

神奈川県横浜市に在住。
趣味は音楽・読書・応援(学生時代応援部所属、特に苦境に陥った仲間を励ますこと)。

講演活動、雑誌寄稿など

  • 情報機構主催「希少疾患用医薬品/医療機器の開発・販売におけるビジネスモデル構築・マーケティング戦略・製品戦略のヒント」2023年2月28日開催
  • 情報機構主催「希少疾患用医薬品/医療機器の開発・マーケティング戦略」2022年8月25日開催
  • IQVIAソリューションズ ジャパン主催「製薬企業の希少疾病用医薬品戦略」2019年12月17日開催
  • 薬事日報「しなやかな医薬品サプライチェーンの構築に向けて」2022年10月3日秋季特集号 寄稿
  • 日経BP社「医薬品マーケティングの基本戦略」(ミッキー・C.スミス他著)2005年 共訳